ホウジャクとペンタス

 ペンタスはアフリカの多くの地域とイエメンに自生するアカネ科の低木。和名はクササンタンカ(草山丹花)。ペンタスの開花期は夏から秋で、冬を越して毎年花を咲かせる。

 既に何度も言及してきたホウジャクが秋の日差しの中でそのペンタスの花の蜜を吸っている。その姿は勤勉そのもの。薄茶色の前翅と薄いオレンジ色の後翅、蜜を吸うための長い口がホウジャクの特徴で、そのホバリングの姿と花の蜜を吸う姿から、ホウジャクはハチドリのようだと評されてきた。