トウワタの花

 トウワタ(唐綿、アクレピアス)は、キョウチクトウ科多年草。原産地は南アメリカ、メキシコ。寒さに弱いため、日本では一年草として栽培される。1842年(天保13年)に渡来したとされる。

 トウワタの花は色鮮やかで、傷をつけると白い乳液を出す。種に白い綿毛がつくことから、「外来の綿」、つまり、「唐綿」になった。

 トウワタの花期は6月~10月で、茎の上部の葉の付け根から花序を出し、羽根突きの羽のようなユニークな形をした花を咲かせる(画像)。花は小さなもので、一つの花序には10~25個の花がつく。