ヤブランとノシラン

 ヤブラン(藪蘭)は、キジカクシ科ヤブラン属の多年草ヤブラン属には5種があり、日本には、ヤブラン、ヒメヤブラン、コヤブランの3種が自生している。斑入りや花色の異なるものなど20ほどの園芸品種がある。園芸に広く利用されていて、湾岸地域でもあちこちでよく目にする。園芸品種には、斑入りの葉や白葉の品種があり、庭や公園で栽培され、花期以外にも鑑賞されている。多数の淡紫色の小さな花を密につける(画像)。開花時期は、 7月末から10末まで。実(タネ)は黒い丸形である。

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ヤブラン

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ヤブラン

 ノシランユリ科ジャノヒゲ属でアジア原産。花は白くひも状で、8月から9月頃にかけて開花(画像)。これが「熨斗(のし)」の形に似ているところから、この名前がついた。いろいろな行事に使うのし袋やのし紙に葉の形が似ていることからついた名前。また、ランという名がついているが、ユリ科の植物。秋から冬にかけて実(タネ)がなる。最初は緑色で、緑、青、紺と徐々に変化する。この実の色は、ジャノヒゲの実とそっくり。緑色から僅かに紫を帯びた紺色(コバルトブルー)に熟す。熟したら、その画像を載せたい。

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ノシラン

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ノシラン