江戸川公園は関口台地の南斜面の神田川沿いに広がる公園。画像はそこに咲いていた紅白の梅の花。この公園の細長い遊歩道を散策すると、様々な景色を楽しむことができる。昔から桜の名所で、川に沿ってソメイヨシノが続く。遊歩道を進むと、石の広場、藤棚のあるテラスなど、都心にもかかわらず変化に富んだ景観を楽しめる。
ウメはバラ科サクラ属で、開花時期は、1月下旬から4月頃まで 。桜と違って、咲き方も散り方もゆっくりである。色々な園芸種があり、よい香りは「馥郁（ふくいく）たる梅の香り」と言われる。中国原産で、奈良時代の遣隋使か遣唐使が中国から持ち帰ったらしい。「梅雨（つゆ）」の名の由来は、梅の実がなる頃に雨が多いため。
