マンデビラ属はキョウチクトウ科の属の一つで、熱帯アメリカ原産の蔓性植物。ほかの樹木などに絡みついて伸び、葉は倒卵形で光沢があります。大きな漏斗形の白色やピンク色、ローズピンクなどの花を咲かせます。マンデビラの仲間は、アメリカ南西部、メキシコ、中米、西インド諸島、およびブラジル、アルゼンチンなどを中心に約120種が分布しています。熱帯植物ですから、今の日本の気候にはうまく合うようです。
「サンパラソル」(画像)は、赤やピンクの鮮やかな色合いが特徴の夏の花で、マンデビラの園芸品種です。蔓を伸ばして生長するので、緑のカーテンやアーチ仕立てにして楽しまれます。近年、「サン・パラソル」シリーズが普及したことで、「サンパラソル」と呼ばれる方が多くなってきました。
夏が伸びたのか、新品種が出たのか、栽培技術が良くなったのか、私にはその理由を特定できませんが、マンデビラは秋になっても元気に咲き誇っています。