ハナテンジクアオイ(花天竺葵)の花

 フウロソウ科 テンジクアオイ属のハナテンジクアオイ(ゼラニウム)はモンテンジクアオイ(Pelargonium zonale)とテンジクアオイ(Pelargonium inquinans)の交雑種で、別名はゼラニウムハナテンジクアオイという勿体ぶった名前より、ゼラニウムの方がよく知られていて、親しみがある。

 葉の中央に暗色の帯状の斑紋がある(画像)。ほとんどが灌木状になり、茎は多肉多汁。花は伝統的な赤色、サーモン色、紫色、白色、又はピンク色、スカーレット色。園芸品種は2000種以上あり、日本では数百種が販売されている。

 それにしても、ゼラニウムの花は見事に赤い。ゼラニウムの帯状の斑紋は気になるが、花には斑紋などなく、見事に赤い。