ヤナギバチョウジソウ(柳葉丁字草)の花

 キョウチクトウ科のヤナギバチョウジソウはチョウジソウの仲間でアメリカ東部から中南部が原産。日本に分布するチョウジソウは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている。ヤナギバチョウジソウは園芸用として栽培されている。全草にアルカロイドを含む有毒植物。

 黒みの強い黒紫色の春の芽吹きから始まり、成長に従い、チョウジソウの仲間らしい涼しげな細葉を出す。緑色の葉と黒みの茎の対比がよく、5〜6月頃に咲く淡青紫色の星形の花も美しい。高さは30~90センチになる。