オリ・パラが近づき、有明運河周辺は騒がしくなってきた。大阪、兵庫、福岡などの車両が目立ち、府警、県警の警官が周辺の警護とパトロールを始めた。そして、多くの関係者が忙しく働き出している。有明運河には東京湾旧防波堤があり、運河の中のグリーンベルトのような役割を演じていて、緑の林になっている(画像)。運河の豊洲側には市場が、有明側には有明アリーナ、有明体操競技場、有明アーバンスポーツパークができ、いつの間にかまとまった緑地は旧防波堤だけになってしまった。
そんな人の世の喧騒から離れて、海辺の鳥たちが減ることはなく、マイペースで暮らしており、意外に豊かな東京湾の姿を垣間見せてくれている。チョウサギ、アオサギ、コサギなどが共に運河の小魚を漁っている。運河の水辺には遊歩道ができ、いずれは人工の砂浜もできるとのことである。
*画像はダイサギ、アオサギ、さらにそれらにコサギを含めた一群である。