オオキバナカタバミの花

 オオキバナカタバミ(大黄花片喰、大黄花酢漿草)は既に紹介済みだが、2月に入り目立つようになってきた。湾岸地域ではすっかり定着し、あちこちで花をつけている。オオキバナカタバミ南アフリカ原産で、現在では世界の温帯地域に帰化し、定着している。日本には1890年代に観賞用に輸入されたが、それが野外に逸出し、現在では関東から九州まで広く分布している。緑の葉に紫褐色の斑点が多数見られ、それによって他のカタバミと区別できる。また、葉は地面から生える根生葉である。

 冬の、まだ寒い1月頃から咲き出し、黄色の大きめの花が「大黄花」の由来である。一度開花したあとは、日中の陽が当たるときに開花し、朝晩や陽がかげったときは閉じることを繰り返す。

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