ハナニラの花弁の数や色合い

 私のような老人の暇つぶしの一つがハナニラの花弁の形や数、花弁の色や模様の多様性を確認することです。人の多様性を知り、それを尊重するのと同じ心持でハナニラの個体の違いを見ると、ハナニラの多様性は個体差とまではいかなくて、十分に認めることができます。

 ハナニラの場合のもっとも簡単な例が花弁の数です。花弁の数が5、6、7、14枚と報告されていて、相当のバラツキがあります。花弁の色や模様も実に様々で、白い花弁から、青い色が様々な濃淡でつき、青い線が色んな長さで花弁に入っているものまで、実に複雑に入り混じっています。