カランコエの花

 足元を見ると、カランコエの花が咲き始めていて、冬の到来を感じます。カランコエ (Kalanchoe crenata、和名ベニベンケイ) は肉厚の葉が特徴的な多肉植物で、晩秋に4弁の小さな可愛い花をたくさん咲かせます。多肉植物なので乾燥に強く、冬の鉢花として有名です。カランコエマダガスカル島が主な原産地で、ヨーロッパで多くの園芸品種が生まれ、日本には昭和初期に渡来しました。

 カランコエの花色は赤、ピンク、白、黄色などの花色があり、花形も野生種と同じ星形の一重花以外に、八重咲きや花弁数が多いバラ咲きもあり、室内でも楽しむことができます。