アメリカノウゼンカズラの花

 ノウゼンカズラ凌霄花)もアメリノウゼンカズラノウゼンカズラ科の蔓性植物です。アメリノウゼンカズラとその交雑種が暑い夏だけでなく、10月に入っても花を咲かせています。

 中国原産のノウゼンカズラ平安時代には既に日本に渡来していたようですが、アメリノウゼンカズラは北アメリカ原産で、大正時代に渡来しました。

 画像は有明の防災公園のアメリノウゼンカズラで、アメリカの東南部からメキシコ湾岸に分布しています。茎頂に円錐花序をだし、赤色の筒状花を咲かせます。ノウゼンカズラとよく似ていますが、全体に小型で、花筒が長いことが特徴です。ノウゼンカズラは花がラッパ状に開き、アメリカノウゼンカズは筒部が細長いトランペット形になり、花の筒部が長く、花色が濃いのが特徴で、それぞれの画像で比較できます。

ノウゼンカズラ