モクゲンジの花と実

 7月にモクゲンジの花と実を記したのですが、もう一度花をつけ、実もつけています。7月の花は既になく、実は茶色に変わっていたので、二度目の開花と実です。

 落葉樹のモクゲンジはセンダンのような葉を持ち、径1cmほどで黄色い4弁花を多数つけます。その花については既に記しました。モクゲンジは6~8月にとても美しい花を大量に咲かせ、湾岸地域でも公園で見ることができます。モクゲンジの花長さ30センチ前後の円錐の花序に、直径1センチほどの黄色い小花が密生します(画像)。

 モクゲンジは古くに渡来し、別名が「センダンバノボダイジュ」で、実用的な意味合いもあって主に寺院に植栽されてきました。