ダンゴギク(団子菊)の花

 キク科のヘレニウム(Helenium)の別名はダンゴギクで、原産地は北アメリカ。開花は6~10月。花芯が盛り上がって独特のユーモラスな姿になり、暖色系の花色が夏の花壇を彩る(画像)。花期が長く、花つきもよく、野趣溢れる植栽によく使われる。

 へレニウム属は北アメリカに40種ほどあるが、代表的なのはダンゴギクの和名があるオータムナーレ種(H. autumnale)。日本には園芸用として大正時代に持ち込まれた。

 名前も花姿も共に滑稽な印象を与えてくれ、気楽に楽しめるのがダンゴギクの特徴。