クフェア(メキシコハナヤナギ)の花

 学名クフェア・ヒッソピフォリア(Cuphea hyssopifolia) はメキシコ、グアテマラ原産の50㎝ほどにしかならない常緑低木で、花色はピンクから薄ピンク、白色(画像)などがあります。花は1㎝にも満たない小さな花ですが、 刈り込みに強く、次々花を咲かせます。

 クフェアは、熱帯アメリカから亜熱帯アメリカにかけて約260種が分布しています。その形態は一年草から多年草、低木まで多岐に渡りますが、花の美しい幾つかの種が観賞用として栽培されていて、クフェア・ヒッソピフォリアはその代表です。

 クフェアの花期は長く、5月~10月末で、気温さえあれば周年開花します。花姿は品種によって異なり、小さな6弁花や個性的な筒状花を咲かせる品種があります。熱帯植物のため、耐寒性は高くありません。

 日本に渡来したのは明治から大正にかけての頃です。

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