ヒメヒオウギの花

 ヒメヒオウギFreesia laxa、姫檜扇)は大正時代に渡来した南アフリカ原産の多年生草本で、花弁はラメが散りばめられているかのようにキラキラと太陽の光を反射します。秋植え球根として鉢植えや花壇などで栽培されていますが、しばしば移出したものを野外で見かけます。

 ヒメヒオウギの花の咲き姿がフリージアに似ていて、球根を秋に植えると、翌年5月に開花します。代表的な花色にピンク地に赤いブロッチのものや、白地に赤いブロッジのものがあります(画像)。