ルリマツリとハリマツリの花

 何とも涼しげなブルーが特徴なのが南アフリカ原産のルリマツリ(瑠璃茉莉)で、学名のプルンバゴで呼ばれる場合もあります。ルリマツリの背丈は30㎝から1mを越え、半つる性です。花は初夏から晩秋まで長期間にわたって開花します。寒さにも強く、東京でも戸外で冬越しします。ルリマツリは丈夫で育てやすい熱帯花木で、涼しげな青色の花が魅力です。

 一方、ハリマツリ(針茉莉)の名前で栽培されているのがデュランタで、別名はタイワンレンギョウ(台湾連翹)。ハリマツリは夏から秋にかけて藤色の小花が集まって房状に垂れ下がって咲く人気の熱帯花木です。温暖化で湾岸地域でも庭木としてあちこちで見かけます。丈夫で開花期間が長く、霜に当てなければ戸外でもよく冬越しします。

*現在はプルンバゴデュランタで呼ばれる方が多い。マツリとはジャスミンのことで、共に花がジャスミンに似ているが、科は違う。

ルリマツリ

ルリマツリ

ハリマツリ

ハリマツリ