ポーチュラカの花

 ポーチュラカは6月から10月頃にかけて花をつけます。花が少ない真夏の時期にも花を咲かせ、秋まで花が続きます。草丈は低く多肉質な葉をしていて、乾燥に強く育てやすいです。昔は爪切り草とも呼ばれたそうで、芽を爪で切って挿すだけで簡単に根付くのでそう呼ばれたようです。種類は一重咲き、八重咲きがあります。

 ポーチュラカの別名はマツバボタン、ハナスベリヒユ。でも、出自のあまりはっきりしない植物で、日本でも夏の雑草として畑などに繁茂するスベリヒユマツバボタンが掛け合わさったもの、あるいはタチスベリヒユの突然変異種とも考えられています。

 日本には1983年にドイツから入ってきたとされ、1990年の大阪花博がきっかけで一気に普及しました。