アイビーの花

 セイヨウキヅタ(Hedera helix) はヨーロッパや西アジアのほとんどの地域で自生しているウコギ科被子植物で、別名がアイビー。セイヨウキヅタと言われると誰もわからないが、アイビーなら誰もがみんな知っていて、まるで月光仮面のようである。「つたのからまるチャペル」のツタも実はセイヨウキヅタ。

 常緑の蔓は横方向にも成長し、家の壁、木の幹、庭園を覆い尽くす。新たに侵入してきた地域では、アイビーは侵入生物種で、枝先に径3~5cmの散形花序を出し、黄褐色の小さな5弁花をつけます。でも、クズの花と同じように、その花を滅多に見ることができません。私自身、青山学院でも見たことがありませんでした。

 アイビー(ヘデラ)の開花時期は10月頃ですが、今頃花が咲いているのを偶然見つけました。花の色は黄緑色で、地味そのものです。