ルリフタモジ(瑠璃二文字)の花

 ルリフタモジの学名(Tulbaghia violacea)の小種名は紫色を意味していますが、実際は淡紅色で、それは画像で確認できます。「瑠璃(色)」となっていますが,青紫色ではなく,むしろ薄紅紫色です。

 ヒガンバナ科ツルバギア属のルリフタモジは学名のツルバギア・ビオラケアで呼ばれることが多い栽培種です。ツルバギア属はネギ属に近く、主に南アフリカに約24種が分布しています。ルリフタモジの葉は長さ30~40センチの線形で、根生し、傷つけるとニンニクの匂いがします。ルリフタモジの「フタモジ」は「ニラ」のことで、「瑠璃色の花が咲くニラ」がルリフタモジの意味です。