ムラサキルエリアの花

 ムラサキルエリア(Ruellia tuberosa)は中米原産のキツネノマゴ科ルイラソウ属の宿根草。6月頃から画像のような紫色の花が咲き始めます。同属には、よく似た花が咲くヤナギバルイラソウ(Ruellia simplex)があります。私の最初の検索結果はヤナギバルイラソウだったのですが、葉の形からムラサキルエリアと判定し直しました。花だけでは二つの区別ができません。どちらの花も、花冠は5つに深く切れており、花弁に多数の皺が見られます。でも、葉の形は随分と違うことがわかりました。

*メキシコ原産のヤナギバルイラソウ(柳葉ルイラ草)はキツネノマゴ科ルイラソウ属の常緑小低木、宿根草多年草と説明は様々で、これはムラサキルエリアにも一部通用します。木と草の違いは基本的な違いの筈ですが、園芸では宿根草と小低木の違いは時にはないようなのです。調べ直してみたいと思っています。