ニワギキョウの花

 キキョウ科のニワギキョウの学名はカンパヌラ・カルパチカ(Campanula carpatica)で、原産地はヨーロッパです。キキョウの仲間で、釣り鐘型の花形が多いのですが、ニワギキョウは盃状に開くのが特徴で、キキョウの花に似ています。花色は青紫色で美しく、花形も整っているため観賞用として栽培されます。花色は青紫色の他に白色もあります。

 開花時期が夏前の今頃なので、風に吹かれて揺れる様子や色味が涼し気な印象を与えてくれます。キキョウ科は落ち着いたエレガントな花が多いですが、ニワギキョウもその一つです。

*最後の画像はキキョウ