アルストロメリアの花

 ヒガンバナ科アルストロメリアの和名は「百合水仙」で、南アメリカ原産。昭和初期に渡来。5~7月頃に、画像のような色あいの花が開く。花びらの斑点が特徴で、花持ちがよい。

 アルストロメリアは球根の植物。鉢植えでも地植えでも育てられる。アルストロメリアの葉は茎からその背を伸ばすが、根元の所で反転してそのまま育つ。そのため、私たちが見ている葉は裏返しのもの。そして、茎の先端に花がついている。

 アルストロメリアの咲かせる花は花弁が6枚。外側と内側3枚ずつ形が違う。外側は大きく丸みを帯びた花、外側よりもひと回り小さな花びらが内側に3枚。そして、花弁にはまだら模様、縞模様がついていて、それがどれも微妙に異なっている。