春に先ず花が咲き、次に葉が出てくる木が意外に多いのですが、その二つがトサミズキとヒュウガミズキです。どちらもよく似た黄色の花をつけます。どちらも「ミズキ」とついていますが、ミズキ科の樹木ではなく、マンサク科の樹木です。
隣の小学校にヒュウガミズキが何本もあるのですが、今一斉に黄色の花をつけています。近くのトサミズキの花も咲き出しました。ヒュウガミズキの花は三つ、トサミズキの花は八つと言われますが、どちらの花も小さな花が集まって一つの花になっています(しっかりその数を確かめたことはありません)。
トサミズキとヒュウガミズキ以外にも、コウヤミズキ、ショウコウミズキなどがあり、いずれも黄色の花をつけるようですが、私はまだ見たことがありません。
*4つの画像からトサミズキ、ヒュウガミズキを見分けてみて下さい。