夏の名残のモナルダ

 モナルダは、北アメリカに20種ほどが分布するシソ科ヤグルマハッカ属の一年草、または多年草で、夏の開花期間の長い宿根草のハーブとしても有名です。秋になっても夏を惜しむかのように咲いているのを見つけました。秋の中の夏の残り香のようで、暫し惹きつけられました。そこには秋の赤とは違う夏の赤がありました。普通の花期は6-9月で、夏の花です。

 モナルダの和名は「タイマツバナ」で、画像のように花が赤く、タイマツのような形に見えることからきています。モナルダベルガモット、どちらの園芸名でも流通しています。花の美しい品種はモナルダタイマツバナの名で、オレンジに似た香りを持つ品種はベルガモットの名前でハーブとして知られています。

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