ヤマモモの雌花

 昨日ヤマモモの雄花について記した。ヤマモモ科のヤマモモ(山桃)は山に生えて桃のような実をつけるが、バラ科のモモとはまったく異なる植物。湾岸地域に多いクロガネモチはほとんどが雌株だが、ヤマモモは雌雄の株が公園や街路に植えられている。

 ヤマモモは雌雄異株で、目立つのは圧倒的に雄株の雄花で、昨日の画像はその雄花だった。雄花より地味なのが雌花で、初夏に暗紅紫色の松脂のような臭いのある実がつく(画像の実は昨年のもの)。

*画像の最後の二枚がそれぞれ雄花と実