オオアラセイトウの花

 アブラナ科オオアラセイトウの花が咲いている。それも花壇の端で咲いている。別名が「ハナダイコン(花大根)」、「ショカツサイ(諸葛菜)」、「ムラサキハナナ」で、江戸時代に観賞用として渡来し、野生化したものとされているが、最近は園芸用に種や苗が売られていて、画像もその園芸用のもの。

 オオアラセイトウは発芽した状態で冬を越し、春に開花する越年草。群生すると、野原一面を紫色に変える。春になると河原や街中の空き地、道路脇など、身近なところでその花を見ることができるが、画像のオオアラセイトウは花壇に植えられたもの。

*「オオアラセイトウ」は、ストックの和名「アラセイトウ」からきている。一重咲きのストックに花姿が似ているということからつけられた和名。

**三日前にハマダイコン(浜大根)について記した。最後の画像のハマダイコンは野菜の大根が野生化し、海岸の砂地に生えたと言われている。

ハマダイコン