ハマダイコンの花

 既に中国原産のオオアラセイトウ(大紫羅欄花)について記しました。オオアラセイトウアブラナ科の越年草で、別名はショカツサイ(諸葛菜)、ムラサキハナナ(紫花菜)、そしてハナダイコンです。

 さて、その「ハナダイコン」と一字違いの「ハマダイコン」は野生化したダイコンを指し、当然ながらダイコンによく似ています。海岸の砂浜に生育することが多く、時として沿岸域の荒れ地などにも生育します。葉は大根に似て羽状に分裂し、長さ20cm程度。3月の終わり頃から6月にかけて花茎を出し、花弁は淡い紫紅色を帯びています。

ハマダイコンの群生は夢の島緑道公園で見ることができます。