ツツジ(7)
今日は久留米ツツジ二種類です。
裾濃の糸(スソゴノイト)は久留米ツツジの特徴である小輪多花性のツツジで、開花の時期は全体が花色に染まります。裾濃の糸は4月から5月上旬に、濃桃色を帯びた紫色の花を咲かせます。葉は小形で長味を帯び多毛で光沢は少ない。紫色系の代表品種。
今猩々(イマショウジョウ)も久留米ツツジで、4月中旬に咲き始めます。濃紅色の整った花形の二重咲き小輪です。ツツジの二重咲き品種とは花弁とは別に顎が花弁化したものです。
*裾濃は同系色で、上を淡く、下を濃くしていく染め方や織り方
**今猩々は赤い花をつけるボタンの園芸種でもある。