カワラナデシコの花

 早咲きのカワラナデシコ(河原撫子)の花が咲き出している。名前通りに河原に生えるとは限らない。野、山、高原どこででも見かける。カワラナデシコナデシコナデシコ属の多年草

 画像のように花弁の先が裂けて細かくなり、風にあおられ、揺れる姿が印象的である。ナデシコ秋の七草の一つで、カワラナデシコの別名。また、ヤマトナデシコ大和撫子)とも呼ばれる。日本、中国、朝鮮半島、台湾に分布し、日本でも各地に自生している。万葉の時代から愛されてきた花で、可愛い子供を撫でて慈しむことが名前の由来。

 ナデシコ属は約300種もあり、園芸品種としてのカーネーションもその一つ。花期は夏から秋に渡り、俳句の季語は秋である。

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