オオデマリは、姿形が紫陽花とそっくりで、白い花がてまりの様に丸く固まって咲く。大きさは直径10㎝程度。開花は紫陽花より早く、5月には咲き始める。今年は既に開花しているが、これから白くなっていくだろう。名前の由来は、咲き始めの黄緑色から白色に変わっていき、雪の玉のように見えることから。秋には葉が紅葉して赤い実も楽しめる。オオデマリは日本原産の樹木。
一方、コデマリの名前の由来は白い小さな花が固まって咲くことから。オオデマリと似ているところは、白い花が固まって咲いているところだけで、春のユキヤナギを拡大したものに近い。ユキヤナギのように、白い小さな花がいっぱい垂れ下がる様に咲く。コデマリはオオデマリではなく、ユキヤナギの仲間なのである。ユキヤナギもコデマリもバラ科のシモツケ属。画像はそれらしくなく、咲き過ぎのコデマリで、太ったボルゾイといったところか。