ヒルガオ

 「ヒルガオ」は夏の季語である。私の子供の頃の記憶でも夏の花なのだが、今年は既にあちこちに咲いている。総じて印象の薄い花であるのは確かなのだが、逆にそれが私の記憶に残っているように思えてならない。周知の如く、アサガオのように朝開花するが、昼になっても咲き続けることがこの名前の由来。だが、そのアサガオはまだ咲いていない。
 アサガオのつくられた姿に比べると、何とも素朴で色気がない。それが私の子供心を捉えたのかも知れない。私は子供の頃からこの花が妙に好きだった。

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