2024-04-24から1日間の記事一覧

イリス・アルビカンスの花の印象

アヤメ科のイリス・アルビカンス(Iris albicans)はサウジアラビア~イエメン原産の多年草です。英語名のCemetery Irisは墓地に植えられてきたことに由来します。イリス・アルビカンスは最も古くから栽培されてきたアヤメ属の植物であると言われています。…

ベニカナメモチ(レッドロビン)の満開

「ベニカナメモチ」は総称で、カナメモチの中でも紅色が強い個体を特にベニカナメモチと呼ぶようです。湾岸地域でよく見るレッドロビンはカナメモチとオオカナメモチの交配による品種です。カナメモチの中でも特に新芽が赤く美しいものを指しているようなの…

タブノキの雌花

タブノキは北海道、青森、岩手を除いて全国に分布するクスノキ科の常緑樹。暖地の海岸沿いに多いが、公園や庭園に植栽されることもおおく、湾岸地域ではとてもポピュラーな樹木。また、日本書紀に登場するほど神事との関連が深く、「霊(たま)が宿る木」を…

エノキの実

エノキ(榎)はニレ科エノキ属の落葉高木。「榎」という漢字は道の脇の大樹が木陰を作るので、夏の木の意味の和字。丸い小さな実をつけ、秋に熟すと橙褐色になり、食べることができる。味は甘く、昔は子供のおやつだったようである(画像)。名前の由来は諸…