初夏のハナセンナ

 ハナセンナ(花旃那)は、ブラジル、アルゼンチン原産のマメ科センナ属の半耐寒性常緑低木。別名は「アンデスの乙女」。秋に黄花を咲かせますが、湾岸地域では初夏にも花をつけ、秋にまた咲く二季咲きのようです。

 ハナセンナ(花旃那)の花は私が好きな花の一つ。花の形を見れば、マメ科の木だとわかります。昭和初期に渡来し、観賞用に植えられました。

 「センナ」はラテン語Sennaで、漢方薬の名前が「旃那」。夜になると、ハナセンナは葉を閉じます。花は鮮やかな黄色の5弁花で、花弁は長さ1.5~2cmです(画像)。