ミモザの花

 ミモザフサアカシアとも呼ばれ、マメ科ネムノキ亜科の常緑高木です。本来ミモザはオジギソウを指す言葉です。昔はオジギソウなどをミモザと呼んでいたのですが、「ニセアカシア」が日本に伝わったとき、花の形が似ていることから、「ミモザアカシア」や「ミモザ」と呼ばれるようになりました。

 その後、アカシア属からニセアカシアが切り離され、アカシア属で有名なギンヨウアカシアやフサアカシアが別名としてミモザと呼ばれるようになりました。ミモザはオーストラリア原産です。日本での花期は2-4月頃が普通ですが、今の時期にも花をつけます(画像)。

 9月11日掲載のオジギソウはミモザの仲間で、触れると葉を閉じてしまう可愛らしい植物です。オジギソウは小さな淡いピンク色の花を咲かせ、今でもまだ見ることができます。触れると葉を閉じてしまうところからフランスでは「恥ずかしがり屋のミモザ」と呼ばれています。

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オジギソウ

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