ヤブランとその花

 ヤブラン(藪蘭)はキジカクシ科ヤブラン属の多年草。東アジアに分布し、日本では全土、主に関東以西に広く分布し、山野の林内で下草として自生。ヤブランは夏から秋にジャノヒゲの花に似た薄紫色の涼しげな花を咲かせる。今年は既に花が咲いている。さらに、ヤブランは晩秋から冬に緑色、黒色のきれいな実を稔らせる。

 株の葉の間から多数の花茎が立ち上がり、花茎上に長さ8 - 12 cmの穂状花序を形成して、多数の淡紫色の小さな花を密につけて咲く(画像)。

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