2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ヤマブキ

4月末か5月初めに祖母がヤマブキとシャガの切り花をつくり、それを小学校の教室にもっていったのを思い出す。当時の小学校の教室には花瓶がいくつかあり、子供たちがよく花をもってきていた。今では温暖化のために花の咲く時期が早まり、ヤマブキ(山吹、棣…

老人の私的まとめ

最近のSARSはほぼすべての感染者が重症化し、そのためにすべての感染連鎖を検出し、それらをすべて断ち切ることで封じ込めに成功した。だが、 COVID-19は多くの感染者が無症候、軽症で、すべての感染連鎖を見つけることは不可能。ウイルスの弱さゆえに、対策…

息抜きの哲学

致死率の高い感染症となれば最近ではエボラ出血熱で、時には8割が死ぬ。だが、厄介なのは致死率の低い感染症。いわば人と共存するようなウイルス。SARSに比べるとコロナは致死率が低いが、それだけに厄介。SARSの場合、ほとんどすべての感染者が重症化し、そ…

黄色の花の雑草たち

ノボロギク(野襤褸菊) ノボロギクはキク科の越年生または一年生の雑草で、 和名は「野に生えるボロギク」で、ボロギクとはサワギクのこと。オキュウクサ、タイショウクサともいう。 世界中に広く分布する。日本ではでは明治初期にヨーロッパから入り、全国…

今後の対策へ

日本のこれまでのコロナ対策の要はクラスター潰し。なぜクラスターへの重点対策が有効と考えられたのか。このウイルスの基本再生産数R0の分散が非常に大きいことから、集団内に均質に広がるのではなく,クラスターを作りながら広がり,クラスター内にはR0が…

二つの花:春の雑草から

ナデシコ科のシロバナマンテマは中~南ヨーロッパ原産の帰化植物で、4月から5月に花を咲かせる越年草。湾岸地域では既に咲いている。マンテマの同属で、同じ花で色違いなのではないかと思われるほど似ている。マンテマの一番大きな特徴は花の色。赤い花を白…

何が心の壁をつくるのか:悪の根源、悪の温床

心の壁は悪につながるが、それを生み出すのは私なのか、それとも言葉なのか。そのように問われて、「私が言葉で心の壁をつくる」というのが多くの人の答えではないのか。この言明の意味は後でじっくり考えたい。論理は心の壁をつくらないが、言葉を使うこと…

世界の致死率は上昇

話題になったPCR検査を使う目的は二つ。(1)積極的疫学調査により濃厚接触者について感染の有無を判定、隔離により感染を防ぐため (日本は最近までほぼできていて、今も継続中)、(2)症状がある人を広く検査し、隔離によって感染を防ぐため (韓国、ドイ…

ヒナゲシたち

ヒナゲシの一種であるナガミヒナゲシの帰化種が散歩道のあちこちに目立つようになってきた。綺麗な花で、栽培種と思ったりするが、1960年ごろ見つかったヨ-ロッパ原産の帰化種で、瞬く間に全国に広がり、道端のいたるところに咲いている。ケシと聞くと、ま…