2024-04-10から1日間の記事一覧

満開のシャクナゲ

ツツジ科のシャクナゲ(石楠花、石南花)は本来渓谷に群落として自生し、新緑の季節にツツジに似た大形の花を枝先に咲かせる。シャクナゲの原種が19世紀中期に中国(雲南、四川)から西欧にもたらされ、その花の美しさと豪華さから数多くの交配が行われてき…

イカリソウ(錨草)の花たち

花姿が船の錨にそっくりなのがイカリソウの仲間だが、その一つが「トキワイカリソウ(常盤錨草)」と呼ばれ、その分布は北陸、山陰の日本海側に多く、透明感のある白花(画像)をつける。本州の日本海側の多雪地帯の林縁など半日陰の場所に見られる。トキワ…

クルメツツジ(久留米ツツジ)の花

今年もまたツツジの季節がやってきた。あちこちでツツジの花がほころび始めている。画像は久留米ツツジの中の「飛竜の舞」。開花時期は3月下旬~4下旬で、早めに咲く品種。朱色系の赤花が、花の終わり頃はオレンジがかっつた花色に変わる。二期咲性があり、…

ヤエベニオオシマ(八重紅大島)の花

近くの公園に一本だけあるヤエベニオオシマ(八重紅大島)がそろそろ満開に近づいている。公園のオオシマザクラは満開を過ぎたが、ヤエベニオオシマは八重咲きの淡紅色が目立ち、淡白なオオシマザクラと比べると、惹きつけられる(最後の画像がオオシマザク…