2024-04-08から1日間の記事一覧

自然種と人工種

3月26日に「野生種と園芸種:あるいは、自然種と人工種(?)」として、キュウリグサとワスレナグサ、キランソウとアシュガについて述べました。 Natural kindとArtifactと言えば、哲学での伝統的な分類で、様々に議論されてきました。ここでは原種や野生種…

二紋型のナミテントウたち

昨日ナミテントウの交尾について記しました。テントウムシ科のナミテントウの模様の変化は豊富で、中でも有名なのが二紋型と紅型で、冬眠から覚めた二つの型のナミテントウが交尾しているのが昨日の画像でした(画像)。 その後、同じアキグミの木に別のナミ…

ヤマブキの一重の花

子供の頃、我が家の裏庭は色んな生き物に溢れていた。ヤマブキ(山吹、棣棠)とシャガの群生があり、4月末か5月初めに祖母がそれらの切り花をつくり、私がそれを小学校の教室にもっていったのを思い出す。特に、ヤマブキが一面に咲く裏庭の斜面は見事な光景…

ゲッケイジュの花とカイガラムシ

ゲッケイジュ(月桂樹)の花言葉は「勝利」や「栄光」。オリンピックの勝者が頭につける草冠でよく知られている。さらに、乾燥した葉は香辛料のローリエとして、煮込み料理などに使われている。 湾岸地域のゲッケイジュは決して多くはないのだが、あちこちに…