2023-11-26から1日間の記事一覧

ハキダメギクの花

キク科のハキダメギクは北アメリカ原産。大正時代に東京で見つかり、現在では関東地方以西に広がっています。茎は2分岐を繰り返し、高さ15〜60cmになります。葉は対生し、卵形〜卵状被針形で、波状の浅い鋸歯があります(画像)。頭花は直径5mm程で、まわり…

クスノキの黒い実

クスノキ科のクスノキ(樟、楠)は常緑樹で、花の後にできる緑色の実は11月には黒紫色に熟します(画像)。中には種が一粒入っていて、ムクドリやカラスなどの餌となります。樟脳のような香りがあって人には美味しくありませんが、小鳥たちの好物で、種が遠…

初冬のビワの花

バラ科のビワで誰もが想像するのは果物で、その食べ頃は初夏。晩秋に花をつけ始めるビワはへそ曲がりで、天邪鬼。だが、サザンカやツバキ、そしてボケも同じ頃に花をつけ始めるので、少数派だが、異端児という程ではない。「ビワ」の語源は葉や実の形が楽器…