2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ユリ

「立てばシャクヤク(芍薬)、座ればボタン(牡丹)、歩く姿はユリ(百合)の花」は「風情ある芍薬、華麗な牡丹、清楚な百合」という女性の美しさを形容する言葉だったが、今ではすっかり使われなくなった。 テッポウユリは丈が 1m程に生長し、楕円形で長い…

Supertask Revisited

スーパータスクはスーパーマンを連想させる大袈裟な名称だが、「有限の時間間隔の中で無限の操作を行うタスク、課題」のことでいたって真面目な概念。この物理世界で私たちにできることは有限時間内での有限回の操作である。それが普通の人間のタスクの宿命…

カラスウリ

三つ目通りの端、辰巳の歩道の植え込みの中に小さい白い花が見えた。蔓が伸び、その先に見える花は萎んでいる。やはり白く細いレースのような糸が萎んだ花と絡み合っている。カラスウリである。確かカラスウリの花は夜だけ開き、朝には萎んでしまうことを聞…

The Physical Review 125年の歩み

The Physical Review創刊125周年を記念して、掲載された重要論文が選ばれ、その内容が略述されている(https://journals.aps.org/125years)。引用文献はいずれもThe Physical Reviewに掲載されたのものなので、掲載年だけ記し、その略述を転載(一部省略)…

パンパスグラス

最初見た時の印象はお化けのようなヨシかススキ。日本名は銀葦(しろがねよし)。パンパスグラスはイネ科シロガネヨシ属の植物。原産地はブラジル、アルゼンチン、チリなどで、草原(パンパス)に生えるグラスが名前の由来である。 日本には明治時代に入って…