赤い花の画像を見比べ、気づき、知ろう

 バラの画像が一つだけあることに気づきますか。何かに「気づく(be aware of)」、何かに「感じる」ことが知る「きっかけ、ヒント」になり、その何かを意識する(be conscious of)、知る、わかることになるのが私たちの意識や知識の有り様の一つです。気づいたり、感じたりするきっかけは真偽のない単なる出来事で、気づいた内容が意識され、知られることによって真偽が登場します。気づきに近いところで感じるのが感覚質であり、その代表的な一つが色や形。赤い色の三つの画像を見比べ、バラの画像が紛れ込んでいるのに気づき、他の二つの画像の違いを見つけ出してみて下さい。

 さて、ベゴニア はシュウカイドウ属に属する植物の総称。夏の夜温が下がる頃から、霜が降りるまで長く楽しめる植物が「フォーチュン ベゴニア」(画像)。ベゴニアは雌雄異花で、雄花は雄しべが花弁化して、八重になり、雌花は子房をもち、一重の花になります。八重の雄花はバラの花によく似ています。

 そんなことより、ベゴニアの色を直に感じてみましょう。その色に瞬時に気づき、感じ、それによってあなたは何を知るのでしょうか。

*ずっと先に渡来したシュウカイドウ(秋海棠)もシュウカイドウ科シュウカイドウ属に属する植物で、ベゴニアの一種です。