2023-03-11から1日間の記事一覧

スイセンの花:七変化

湾岸地域ではニホンスイセン(日本水仙)とキブサスイセン(黄房水仙)が多く、それにヤエザキスイセン(八重咲き水仙)、シロバナスイセン(白花水仙)が続きます。 ニホンスイセンの色が変わることによってキブサスイセン、シロバナスイセンができ、一重のニ…

薹(とう)が立ったフキノトウ

フキノトウは「蕗の薹」と書くが、薹(とう)はアブラナ科などの花をつける茎(花茎)のことで、若い盛りを過ぎ、薹が伸びると硬くなることを「薹が立つ」と言ってきた。フキノトウを食べるのは薹が立つ前である。フキは冬になると地上部分は枯れ、早春に地…

ウグイスカグラの花

スイカズラ科のウグイスカグラ(鶯神楽)の別名はウグイスノキ(鶯の木)。ウグイスがこの木の茂みに入り込んで隠れることや、この木の枝を渡り歩く姿を「神楽舞う」としたこと、あるいはこの木がウグイスを狩る場(かつては狩場を狩座(かぐら)と呼んだ)に…