2018-06-06から1日間の記事一覧

キダチチョウセンアサガオ(エンゼルトランペット)

今頃下向きに垂れ下がった花をたくさんつけているのがエンゼルトランペット。花弁の先端は5つに分かれ反り返る。春温かくなると旺盛に生育し、開花時期には大型の株にたくさんの花をつける。キダチチョウセンアサガオ属の植物は広義のチョウセンアサガオの仲…

点と線の幾何学から自然の数学化まで

昨日は点と線の幾何学について述べました。最初の例だった「三つの点からなる幾何学」を考えてみましょう。小学生なら躊躇なく三つの点にそれぞれ名前をつけて、太郎、次郎、三郎などとする筈です。そうすれば変項は必要なく、この幾何学の命題はどれも主語…

一重か八重か

既にヤマブキの一重、八重について述べましたが、画像はクチナシの一重と八重です。クチナシは梅雨どきに大型で純白の6弁花を咲かせて強い香りを漂わせ、秋には橙赤色の果実をつけます。熟しても裂開せず、口が開かないことから「クチナシ」の和名がつけられ…

エゴノキ

今年の春は一目散に過ぎていったが、それでもエゴノキの白い花を随分と楽しんだ。曇った空のもとでも白が栄える。エゴノキは日本全土に分布する落葉樹で、5月から6月にかけて小枝の先に短い総状花序を出し、釣り鐘状の白い花を下向きにつける。古くから親し…