2023-06-23から1日間の記事一覧

インパチェンス(アフリカホウセンカ)の白い花

ツリフネソウ科のインパチェンスの仲間はアジアやアフリカの亜熱から熱帯に500種以上が分布します。日本でも古くから親しまれているホウセンカも同じ仲間ですが、園芸でインパチェンスと呼ばれているのはアフリカ東部原産のアフリカホウセンカとその園芸品種…

鬼なべな、あるいは羅紗掻草の花

その学名はDipsacus fullonum。和名はオニナベナ(鬼なべな)、ラシャカキグサ(羅紗掻草)で、ユーラシアとアフリカ北部原産のスイカズラ科ナベナ属の越年草です。 ローマ時代には葉がハーブとして利用され、化膿止めの薬効があるとされました。太い茎には…

セイヨウニンジンボクの花

昨日セイヨウクガイソウ(西洋九蓋草)について記した。「西洋…」という名前の植物はとても多く、西洋由来であることを示している。セイヨウニンジンボクもその一つで、シソ科ハマゴウ属の植物である。その原産地は南ヨーロッパから中央アジア。ハーブとして…