2018-06-26から1日間の記事一覧

変化とその表現(9):雑感

ペイリーの『自然神学』(1802)、ライエルの『地質学原理』(1830)、ダーウィンの『種の起源』(1859)は、私にはどれも印象深い書物で、旧図書館の書庫で遭遇したことが思い出される。これら3冊はほぼ等間隔で出版されているが、それだけでも19世紀の前半…

変化とその表現(9)

[ラマルクの進化論] 1801年からラマルク(Jean Baptiste Pierre Antoine de Monet, Chevalier de Lamarck, 1744-1829)は進化理論の詳細について発表し始める。ビュフォンが既に生物の進化の可能性を示唆していたが、ラマルクは進化のメカニズムについて正…

セイヨウニンジンボク

セイヨウニンジンボクはシソ科に属し、原産地は南ヨーロッパから中央アジアである。ハーブとして用いられるほか、見た目が似ていることからコショウの代わりとしても使用されていた。唇形をした淡い紫色の小さな花を夏から秋にかけて穂状に咲かせる。日本に…