セイヨウニンジンボク

 セイヨウニンジンボクはシソ科に属し、原産地は南ヨーロッパから中央アジアである。ハーブとして用いられるほか、見た目が似ていることからコショウの代わりとしても使用されていた。唇形をした淡い紫色の小さな花を夏から秋にかけて穂状に咲かせる。日本には明治時代に渡来。葉がチョウセンニンジンに似ていることから中国原産のニンジンボクに原産地を冠してこの名がついた。ニンジンボクが小葉3〜5枚なのに対し、セイヨウニンジンボクは小葉が5〜7枚で、葉にも微かな芳香がある。派手さはないが、青紫の花が涼しげな印象を与える。
 画像のセイヨウニンジンボクの隣に花のついていないジャカランダがあるのだが、同じように花がついていれば、どちらの花に惹きつけられるだろうか。

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ジャカランダ