ポットマリーゴールドの花

 キク科キンセンカ属のポットマリーゴールドの和名は「キンセンカ(金盞花)」で、「カレンデュラ」とも呼ばれます。早春から初夏にかけてオレンジ色や黄色の花を咲かせます。画像は既に咲いているポットマリーゴールドです。

 カレンデュラの学名Calendula officinalis(薬用の)には薬用という意味の「officinalis」がついています。日本でマリーゴールドと言われる「フレンチマリーゴールド」は、観賞用のため学名に「officinalis」はありません。このように学名で区別するようになったのは近世になってからで、それまではしばしば混同されていたようです。「マリーゴールド」と呼ばれたのはカレンデュラで、初期のキリスト教徒たちが聖母マリアの名をとってMarigoldと呼ぶようになったそうです。その後、カレンデュラに似た花も「マリーゴールド」と呼ぶようになり、16世紀に観賞用としてフレンチマリーゴールドが広まり、フレンチマリーゴールドを単に「マリーゴールド」と呼ぶようになりました。

*最初の2枚の画像がポットマリーゴールド、後の画像がフレンチマリーゴールド。フレンチマリーゴールドTagetes patula)にはたくさんの別名があります。クジャクソウ、コウオウソウ、マンジュギク、紅黄草、等々。フレンチマリーゴールドはメキシコ原産のパツラとその改良品種のことです。