マサキ(柾、正木)はニシキギ、マユミと同じニシキギ属で、互いによく似た実をつけます。マサキは常緑の小高木で、花が6~7月、実が12~1月につき、今は画像のような実が熟し、割れ始め、中からオレンジ色の種子が見えるようになっています(画像)。日本もマサキの原産地の一つです。
ニシキギ科の植物は実が熟すと、果皮が裂け、中にある赤い仮種皮に包まれた種子が見えるようになります。ニシキギは2つに裂け、マユミとマサキは4つに裂けます。
湾岸地域ではマサキ、マユミ、ニシキギがそれぞれ多く植えられています。どれも江戸時代から親しまれてきた木で、マユミとニシキギは冬に葉を落としますが、マサキは常緑です。マサキの学名はEuonymus japonicus。マサキの葉は厚く光沢があり、白緑色の小さな花が短い期間に数多く咲き溢れます。マサキは雌雄同株で、花は薄緑色をしていて、遠くからは目立ちませんが、4枚の花弁をもつ花をつけます(画像)。
マサキとサカキ(榊、賢木、栄木、モッコク科サカキ属の常緑小高木)、さらに真榊(神事の際、祭壇の左右に立てる祭具)となると、私の頭の中では子供の頃からの混同がそのまま続き、神道と植物の複雑怪奇な関係をもっとしっかり考えるべきだといつも思うのですが…


