オオシロカラカサタケは市街地、公園などでも群生し、時々見ることができます。オオシロカラカサタケはカサの直径が5~30cm程のキノコで表面の色は名前の通り、白色。幼菌時は黄土色または淡い褐色をした表皮に包まれていますが、成長すると共に表皮は裂けて、カサの表面にササクレ状になって残ります。カサの形は幼い時は球形をしており、饅頭型に変化した後に、やがて平らに開いていきます(画像はいずれも成長前のもの)。
オオシロカラカサタケの肉は白色ですが、傷がつくと赤褐色に変色します。カブトムシのような土臭いニオイがあります。また、オオシロカラカサタケは食べると嘔吐、下痢、腹痛などを引き起こす毒キノコです。


